今回のお話は、
「セールスかけるときの見込み客の状態を知ろう」
ということをお伝えしていきます。
あなたも経験がある通り、
商品に対する認知度って商品ごとに違います。
その商品が物凄く欲しい場合は、
良く知っているはずですし、
そうじゃない場合は、
あまり知らなかったりと。
ということは、
人それぞれ商品に対する認知度が違うことが
ご理解いただけると思います。
この考え方を知っている人、
そうじゃない人では、
情報発信での収入の結果は
大きく変わってきます。
それは、なぜか?
ということについてお話していきますね。
商品に対する認知度とは?
商品に対する認知度というのは、
「4つの状態」に分けれられます。
- その商品が欲しいし、良く知っている
- その商品がまだ欲しくないが、少し知っている
- ベネフィットに興味があるが、商品を知らない
- まったく興味なし
この4つの状態に分けることができます。
ここから何が分かるかと言うと、
商品に対する認知度が違う人に、
同じ伝え方やセールスをしても、
だめだということです。
状態が違うからこそ、
相手の心に響く言葉や伝え方が
それぞれ違ってきます。
だからこそ、
どんな認知度の状態の人に向けて話すか、
セールスするかによって、
セールス文章が変わってくるということです。
①その商品が欲しいし、良く知っている
こんな認知状態の人は、
既にその商品を欲しいわけですから、
商品に対して知識があり、
それを手に入れることによって
どんなメリットがあるのか、
どんなベネフィットがあるのかも
大体は知っているわけです。
となると、
あまり強く伝えなかったとしても、
商品は購入してもらうことができます。
②その商品がまだ欲しくないが、少し知っている
こんな認知状態の人は、
まだ何かしらの
メリットやベネフィットを知らなかったり、
魅力を感じていなかったり、
何かしらを疑っているような状況です。
ということは、
どんなことを伝えてよいか?
欲しくなるように
その商品の効果や実績などを
証明していけばよいわけです。
③ベネフィットに興味があるが、商品を知らない
ベネフィットには魅力を感じているけど、
それを実現する商品を知らない状態。
だからこそ、
ベネフィットを実現するための方法、
悩みを解決する方法をしっかりと提案して、
最後にその商品はコレです!
というような流れにします。
僕がやっている情報発信では、
大体はここの状態の人から興味付けをし、
最後に解決策として商品を提案するスタイルです。
いきなり、コレいいですよ!
では、実績などの証明部分において
信頼が積みあがっていないので、
コツコツと興味付けをしていく必要があります。
④まったく興味なし
この状態の人には、
何もしない方がよいです。
というのも、
他のステージと同じような文章で
セールスしたとしても、
興味がないわけですから、
ただの押し売りで嫌がられるからです。
となると、
どうすればよいか?ということですが、
訴求ポイントの角度を
変えるということです。
訴求ポイントの角度というのは、
たとえば、「痩せる」
を訴求していたのであれば、
「かっこよくなる・可愛くなる」
という角度に変える。
そうすると、
「痩せる」には響かなかった人が
「かっこよくなる・可愛くなる」
には反応するかもしれません。
あくまでも例ですが、
こんなイメージです。
認知の段階が違う場合はどうすれば?
結論から言えば、
全員に響くようなセールス文章を作るのは無理です。
①の状態の人は、
商品名を知っているわけですから、
「○○商品を3/5から販売します」
というタイトルのメルマガでも
購入してもらえます。
ですが、他の状態の人は
購入はしないでしょう。
だからこそ、
③の状態から①の状態に引き上げるために
前振り(興味付け)をしっかりとしていくわけです。
この前振りが勝負のカギと言っても
過言ではありません。
また、状態によって配信を分けるという
行動なテクニックもあります。
ここについては、
少し小難しい話になりますので、
またのタイミングでお話しますが、
やり方は存在していますので、
ご安心ください。
おわりに
ポイントは、
「 ③の状態から①の状態に引き上げること」
だからこそ、
日々のメルマガやLINE@の配信ってのは
大事になってくるわけです。
いきなり、商品作って
ハイ買ってね~とかの興味付けがない
手抜きなセールスではほとんど売れません。
ご自身に当てはめて考えてください。
日頃、何か買うときに、
自分はどんな状態にあるか?
そうすると面白いほど
セールスについて勉強が
できるようになりますよ。
なぜ、それを買ったのか?
購入キッカケはなんだったか?
考えてみると、
ご自身がセールスする側にまわった時に、
色々な発想やアイデアが生まれます。
ということで、
何か購入するタイミングで自分は
何の状態かを考えるようにしてみてくださいね。
また、この手の話も今後ブログに書いていきます。
それでは、また。